書いた記事を半分近く削除され、ライターになることをあきらめかけた過去

※プロモーションを含みます。

こんにちは、あかねです。

今回は、ライターになりたての頃に体験した、
書いた記事の半分近くを削除されてしまった経験についてお話していきます。

「削除されてしまった」という言葉からもわかるように、
自分で削除したわけではありません。
ライターとして仕事を引き受け、クライアントから「削除依頼」されたんです。

記事の半分近くを削除依頼されるって、どんだけだよw

って思うかもしれませんが、
ライティング初心者の方とかだと普通にあり得る話だと思います。

私は、今でこそ納品した記事を修正されることはほとんどなくなりましたし、
数時間あれば10,000字越えの記事も書けます。

ただ、初めからミスが少なかったわけじゃないし、文字数だってホントに書けなくて、
めちゃくちゃ時間をかけてやっと書き上げて、でも納品した記事は修正される…
と、1記事完成するのにものすごく時間がかかっていました。

誰でも最初はうまく書けないし、文字数だって書けなくて当たり前です。
なぜなら、ライティングには決まった型というのがあって、初心者はそれを知らないから。

ライティングはその決まった型を「知っているか・知らないか」で大きく差が出ます。
というかぶっちゃけ、
初心者と脱・初心者の違いはそれだけといっても過言ではありません。

決まった型さえわかってしまえば、かんたんに記事を書くことができるようになります。

 

目次

記事が思うように書けない!言語化って難しい

ライターになる前、
長文は作文や大学のレポートくらいしか書いたことありませんでした。

しかも、私がライターになったのは39歳のとき。
大学のレポートを書いたことがあるって言ったって、もう15年以上も前の話です。

それでも、なんとなく書けるような気がしていました。
なぜなら、本を読むことが好きだったから。

書いたことはなくても、小説やエッセイなど、たくさんの本を読んでいたから、
何となくどんな文章だと読みやすいのかはわかっているつもりでした。

なので、ライターの仕事をしようと決めたとき、自分の中で
「ある程度の文章なら書けるだろう!」とタカを括っていました。

しかし、実際に自分で文章を書いてみて思ったことは、
「読むのと書くのって大違い…文章書くの難しすぎ!!」
ってことでした。

とにかく、言葉が出てこないんです。
自分の中で書きたい内容は思い浮かぶんだけど、それを言語化できない。

なんとかわかりやすくなるように工夫して文章を書いてみても、
改めて読み返したときに自分でも「??」ってなるくらい
言いたいことが伝わってこない。

言い回しを変えてみたり、わかりやすい言葉を選んで書き直したりしても
どうしてもしっくりくる文章が書けませんでした。

そして、思うように言語化できないことで、
1つの単語や文章に悩み続けていると、執筆が全然進まないんです。

ライターを始める前、ライターの1時間で書く文字数はどのくらいなのか?
というのを調べたことがあったんですが、あるサイトには
「初心者は1時間で2,000字を目指しましょう」って書かれていました。

(だったら、少なく見積もっても半分くらいの文字数なら書けるかな?
まあ大体、1時間で1,000~1,500字くらいなら書けるだろう)

なんて思っていましたが、
実際に書いてみると1時間で500字も書けていませんでした。

(こんなにも書けないものなのか…!?
それとも、私が遅いだけ!?どうやったら1時間で2,000字も書けるようになるんだよ…)

あまりにも理想と現実がかけ離れていたので、
自分にはライターの才能はないんじゃないか?とめっちゃ落ち込みました。

ただ、泣き言言ってても文章書くのがうまくなるわけじゃないので、
なんでそんなに時間がかかるのか?を考えてみました。

 

得意なことがデメリットに。調べすぎて時間が経ってしまう

執筆に時間がかかってしまう理由として、言語化できないこと以外で考えられるのは
調べものに時間がかかりすぎてることでした。

もともとネットサーフィンとか大好きなので、
記事を書くときに調べものをしたりすることに苦手意識はありません。

むしろ、検索力はある方だと思うし、
自分が調べたいことをピンポイントで探すことも得意な方です。

なのになぜ調べものに時間がかかるのか、といえば、単純に調べすぎてるからです。笑

ネットとかで調べものしてると、わからない単語や新しく知る情報とか
たくさん出てくるじゃないですか。

そういうのを見つけると、「ん?これってどういう意味なんだろう?」とか、
「お、これを記事で書くならもっと詳しく知っておかないと!」とか考えてしまって、
めちゃくちゃ調べまくるクセがあるんですよね。

そのせいで、調べ終わった後は納得のいく答えを得られてスッキリするんですが、
あっという間に時間が過ぎてしまって、肝心の記事作成は全く進んでないという最悪の事態。

下手すると、2時間も3時間も、
納得のいく答えを探してネットサーフィンしてたりしてました。

 

ライティングでは頑張る気持ちにお金は払われない

記事の作成に時間はかかりつつも、自分としては調べて納得のいく答えを
記事にかけていたので、あまり気にしていませんでした。

文章の言語化ができていないことについても、
ある程度慣れれば解決できるだろう、と考えていたんです。

そんなとき、最悪な事態が発生しました。

クライアントから自分の書きたいと思っていたジャンルの
仕事を引き受けることができ、有頂天で契約したんです。

いつものごとく何時間もかけてネットサーフィンしながら調べ、
それをまとめ上げて記事を書いていきます。

上手に言語化できないながらも、自分が調べた「納得のいく答え」を記事に書きました。
とてもとても熱い想いをこめて。

そして、めちゃめちゃ時間をかけた力作を、したり顔でクライアントに提出!
好きなジャンルだったこともあり、提出するときは自信満々でした。

(これだけ調べてしっかり書いたんだから、絶対OKもらえるだろう!)

しかし、返ってきた答えは、

この部分、こんなに詳しく書かなくていいんで。削除してください

・・・・・・・
えぇぇぇぇーーーーー!!!

(修正じゃなくて、削除!?削除って何?どういうこと?
消せってこと?あんなに頑張って書いたのに!?)

と、完全にパニック状態。笑

クライアントが言うには、
私が何時間もかけて調べた内容はその記事には必要のない情報だから、
まるごと削除してくれ、とのことでした。

自分としてはその記事を書くのに必要な情報だと思っていたし、
なにより好きなジャンルだからこそ詳しく書きたかった。

でも、クライアントに言われてしまっては、削除するしかありません。

結局、納品したとき5,000字くらいの文字数だった記事から
2,000字ほどを削除し、クライアントから指示された内容を加筆することに…泣

心がポッキリ折れました。

頑張って調べて、頑張って書いたのに…

でも、ライターの仕事は「クライアントが求める記事を納品することで報酬が発生する」
仕事なんですよね。

だから、クライアントが納得できる記事を書かないとダメなんです。

私がどんなに頑張ったかとか、私が納得できる記事が書けたか、とか
そういうことじゃなくて、
あくまでも「クライアントが」納得できる記事かどうかが大事なんです。

頭の中ではわかっているけど、書いた記事の半分近くを削除され、
そんな風に冷静に考えることはできませんでした。

 

型を知れば、悩まずにスラスラ文章が書けるようになる

クライアントからダメだしされ、大幅に記事を削除するハメになったことは、
私の少しだけあった自信を粉々に砕くのに十分な出来事でした。

(ライターとしてやっていくには、このままじゃダメなんだ。
なんとかやっていけると思ってたけど、ただの勘違いだったんだ…泣
どうすれば必要な情報と不要な情報を見極められるようになるんだろう?)

記事を書いているとき、自分では「大事な情報だ!」と思って
自信満々に書いていたことを「不要です」と言われてしまうってことは、
私の取捨選択が間違ってるってことです。

でも、必要か・不要かの見極め方がまったくわからず、
そのあと何記事書いても「不要です、削除してください」って言われ続けました。

もうどうすればいいのかわからなくて、記事を書くことが怖くなってしまいました。

(この記事納品したらまた「不要です」って言われちゃうのかな…?)

と、常に不安な気持ちで納品していました。
そんなことばっかり考えてると、記事を書くことすらイヤになってきて、
ますます記事を書くスピードは遅くなっていきました。

(もう、ライターとしてやっていくのはあきらめた方がいいのかも)

そうあきらめかけていました。

そんなとき、ライティングの型を学ぶ機会がありました。
正直、「型を知るだけでライティングが上達するなんてありえないでしょ?」
と最初は疑ってかかってたです。笑

でも、学べば学ぶほど型がどれほど大事なのかに気づかされました。

実際、型に当てはめてしまえばどの情報が必要なのかすぐにわかるし、
書いている途中で話が脱線してしまうこともありません。

その記事にとって必要な情報だけを書くことができるようになり、
「何をどんなふうに書けばいいんだろう?」と悩む時間も少なくなり、
あっという間に記事を書きあげることができるようになっていきました。

(今まで「書けない」って悩んでた時間はなんだったの!?
型を知るだけでこんなにもスラスラ記事が書けるようになるなんて…!)

ライティングの型を学び始めてどんどん記事を書くのが楽しくなり、
文字数もたくさん書けるようになっていきました。

学ぶ前は1時間で500字くらいしか書けなくて、2,000字の記事を書くのも半日がかり。
悩んで悩んで、やっとの思いで書く感じでした。

でも、学び始めて1か月後には10,000字以上の記事を、
悩むことなくあっという間に書きあげられるようになりました。

型を知っているか・知らないかだけでこんなにも差が出るものなのか!
そりゃ、型を知らなかった私が書けなかったのは当然だ。笑)

 

ライティングの型を学んだことで、書ける文字数は3倍以上になった

実際のところ、私が今、昔書いた記事をクライアント側で読むとしたら、
削除を依頼すると思います。笑

でも、その当時はなんで削除されないといけないのか全然わからなかったし、
自分が一生懸命書いた記事を全否定された気がして
ものすごく落ち込みました。

ただ、ライティングには決まった型があるので、
そこから外れないようにしないといけないんですよね。

逆に言えば、決まった型さえ身に付いていれば、
「全部削除して」なんて言われなかったはずです。笑

もしライティングの基本である型を学ばなかったら、
今でも削除依頼とかされてしまうダメダメライターだったと思います。

もしかしたらダメだしされ過ぎて、
ライターの仕事も辞めていたかもしれません。

「もし今でも昔のままだったら…」そう思うとゾッとします。

だからこそ、ライターとして稼いでいくために必要な、
ライティングの型を学べたことは私にとって大きなメリットでした。

型を学んだあとに書いた記事は、細かい修正依頼はあるものの、
大幅な変更や削除を依頼されたことはありません。

それは必要な情報をしっかり書けていて、
不要な情報が載っていない証拠でもあると思っています。

そして、型を学んだことで、調べものの時間も大幅に減り、
1時間あたりに書ける文字数も飛躍的に増えました。

結局、記事にとって必要な情報か?不要な情報か?っていうのは
型に当てはめてしまえば簡単にわかることなんです。

昔の私はそれがわかっていなかったので、
1から10まですべて調べて、それを全部記事に書こうとしていました。

でも、そんな必要は全くなくて、ちゃんと記事にとって必要な情報を
見極めることができれば調べるのはその部分だけでいいんです。

そして、型に当てはめて書くことであれこれ悩む必要がなくなるので、
同じ時間でも書ける文字数が増えます。

1時間で500字しか書けなかった私でも、
今では数時間で10,000字以上の文字数を書けるようになりました。

 

ライティングは「知っているか・知らないか」、それだけの世界

ライティングは、「決まった型を知っているか・知らないか」で、
稼げる金額が大きく変わってきます。

実際、型を知らなかった私は大幅な削除を求められて金銭的にもダメージを受けました。
でも、型を学んだことで無駄な修正をする必要がなくなりました。

ライターは「たくさん書いてなんぼ」の世界なので、
無駄な修正をしてる時間は本当にもったいないです。

1,000字修正するなら、新しい記事で1,000字かいた方がお金になるし、実績にもなります。

だからこそ修正は最低限に抑えるべきだし、
そのためには型を身に付けるのが手っ取り早いです。

実際、私の教え子で型を身に付けた人は、
育児をしながら短い時間で記事を書いているにも関わらず
月に15万以上稼いでいる人もいます。

一方で、型を身に付ける前に挫折してしまった人が獲得している案件などを見てみると、
文字単価が1円を切るような低単価な案件やアンケートなど、
とてもじゃないけど稼げているとは思えない状況です。

営業にはセールストークがあるように、
ライティングにはライティングの型があります。

型を知ることで書くスピードが速くなり、修正するための無駄な時間も無くなり、
たくさんのお金を稼げるようになりますよ。

それでは。