時間は作るもの。とりあえずパソコンの前に座ってみる作戦

※プロモーションを含みます。

こんにちは、あかねです。

今回は、時間がなくて記事を書けないと思っていたのは
ただやる気がないだけだった、というお話をしていきます。

私は、「時間がないからできない」は言い訳だと思っています。
なぜなら、時間は作るものだから。

ただ、そう思えるのは、私自身が「時間がない」を言い訳にしていた
過去があるからです。

仕事が忙しい・家事が忙しい・育児が大変で時間が取れない…
さまざまな理由で「時間が取れない」とお悩みの方もいるでしょう。

ライターやブロガーでも、時間がないから記事が書けないっていう声は
ちらほら聞こえてきます。

「時間がなくて納期に間に合わせられない」
「時間がなくてブログを更新することができない」

確かにホントに忙しくて時間を作れないこともあると思います。
でも、長期的に見た時に毎日まったく時間がないってことはないはずです。

たとえ短い時間であったとしても、探せば時間を見つけられるようになります。

そして、時間は作るものなんだと考えると、
「時間がない」は言い訳にしか聞こえなくなります。

 

目次

ライター1本で稼ぎたくて、やる気がみなぎっていた

私は最初ライターになったとき、
事務の仕事を1日8時間(休憩含めて9時間拘束)やったうえで
それとは別にライターの仕事をしている、ダブルワーカーでした。

もちろん、仕事とは別に家事も育児もしないといけないし、
常に時間に追われていました。

ただその当時、時間がなくてライティングができない、と
思ったことはありませんでした。

もっとライティングに割ける時間を増やしたい、とは思っていましたけどね。

でも、まだライターの仕事だけで稼いでいける自信がなくて、
収入の大部分を占めていた事務の仕事を辞めることができませんでした。

まだまだライターとして駆け出しで、とれる案件はごくわずか。
それに単価も低かったので、
稼ぎを考えた時にライターだけでは厳しかったんです。

でも「ライターになりたい、いつかライティングだけで稼いでいきたい」
という気持ちが大きかったので、事務とライターを兼業していても
頑張ることができていました。

 

仕事してる時間は変わらないのに、記事を書く時間がない?

そんな、事務とライターを掛け持ちしながら働いてしばらくたったころ。
ライターの仕事のペースがものすごく落ちていっていました。

最初の頃は大体5,000~8,000字くらいの記事を、1週間に2本くらいのペースで
納品していたのですが、そのペースで納品することが難しくなっていったんです。

そのクライアントとの契約は、「1記事あたりの納期は最長で5日」だったのですが、
それまで3~4日で1本納品していたのに、
納期ギリギリの5日目で納品することが増えていきました。

納期は守っているのでクライアントからは何も言われないのですが…

毎回、納期ギリギリの5日目になっても記事が出来上がっていないから、
かなり焦っていました。

(今日納期なのにまだ半分くらいしか書けてない…
今週事務の仕事忙しくてなかなか時間とれなかったからなぁ)

と思うことが増えていったんです。

そして、なんとか形だけでも!と思って、焦って記事を書いて
なんとか納期までには納品していました。

ただ、事務の仕事が忙しいと言っても、
働く時間が増えていたわけではありません。

勤務時間を見てみると、時間数としては今までと変わらない。
確かに勤務時間内の業務は忙しかったけど、
働いている時間が長いわけではありませんでした。

(あれ?今週すごく忙しかったと思ったけど、勤務時間はいつもと一緒じゃん!?
じゃあなんで記事書く時間がなかったんだろう?)

いくら忙しいと言っても、勤務時間が一緒なら時間は確保できていたはずです。
それなのに、「時間がない」と思っていたのはなんでだったんだろう?

 

時間がないんじゃなくて、やる気がなかった

時間がなかったわけではない。
でも、自分では「記事を書く時間がない」と思っていたってことは、
何か理由があるはずです。

自分のそれまでの行動を振り返ってみて、
なにが原因だったのか考えてみることにしました。

すると、「記事を書こうと思う時間がなかった」ってことに気が付きました。
つまり、やる気がなかったんです

最初は、事務を辞めてライターだけで稼いでいきたいと思って
がむしゃらに頑張っていました。

それに、ライターとして働けるようになって、
自分の書いた記事を使ってもらうことができて、記事を書くことが楽しかったんです。

ただ、私は記事の作成にとても時間がかかるタイプです。
リサーチにはものすごく時間をかけるし、
文章がうまく書けなくて執筆中に手が止まってしまうこともしばしば。

なので、
記事を書くときはある程度まとまった時間があるときに書かないと進まない
と思っていました。

だから最低でも1時間以上集中して記事を書く時間が取れる状態にしないと
書く気が起きませんでした。

時間があまりとれない日は、

(どうせすぐには書き進められないしな~
時間もあんまりないし、ちょっと今日は記事書くのめんどくさいし、
書かなくてもいっか。

とか思ってました…

ライターを始めてすぐのころは、
「記事を書きたい!」と思う気持ちが強かったので
事務の仕事や家事が終わってすぐ、パソコンに向かって執筆してたんですけどね。

ただ、実際書いても1記事を書きあげるのに時間がかかるし、
パソコンの前で悩んで手が止まってしまうことも多くて、
記事作成の難しさというのも痛感していました。

だから、記事を書きたい!と思う気持ちが少し薄れてきてしまったんでしょう。

自分の中で、

「今パソコンに向かっても、記事の作成が進まない気がする…」
「どうせ書き始めても、悩んでなかなか進まないんだろうな」

とか思っているうちに、時間がどんどん過ぎてしまっていたんです。

そうすると、結局時間が無くなってしまって、
「今日はもう時間がないから記事の作成は明日にしよう」と
後回しになってしまっていたんだと気づきました。

つまり、「時間がないから記事が書けない」となってしまったのは、
「記事を書くために必要なやる気」がなくなってしまっていたからだったんです。

 

とりあえずパソコンに向かってみると、意外と書ける

時間がないわけじゃなくて、記事を書くためのやる気がなくなってしまっていた。

ただ、記事は納品していかなければいけないので、
なんとか時間を作って記事の作成に取り組んでいかなければいけません。

だったら、やる気をもう一度取り戻せばきっと時間が作れるはず、と思いました。

ただ、やる気を取り戻すってなかなか難しいです。笑

なので、「今パソコンに向かっても進まない気がする~」とかグダグダ考えてないで、
とりあえずパソコンの前に座ってみることにしました。

で、昨日より1文でも多く書けたらOKとすることにしたんです。

できればたくさん書けるのが一番いいけど、そう思うとやる気が沸き上がってこない。
でも、「1文でもいい」と思ったら、書けるような気がしました。

実際、パソコンを立ち上げて記事の画面を開くと、1文なら絶対書けるんですよね。

そして、書き始めてみると意外とスラスラ書けてたりすることもありました。

記事作成って進まないときは全然進まないんですけど、
パッと思いつくと一気に1,000字とか2,000字とか書けたりします。

なので、「とりあえず1文書く」、
「もし書けそうなら続けて書いてみる」ことに。

すると、思いのほか記事の作成が進むようになりました。

そして、この「とりあえず1文書く」というのは、
完璧主義をやめることにもつながりました。

「とりあえず書く」なんてテキトーな感じがして、
そんな気持ちで記事に取り組むのはダメなんじゃないかな?と思っていましたが、
書けないと悩んで記事が進まないよりは、書いた方がいいです。

なので、記事を書くための気持ちを、無理して「よし!記事を書こう!」みたいに
完璧な状態する必要はないな、と。

完璧主義については こちらの記事 でも書いています。

 

記事の作成を習慣化することで、「書く」ことのハードルが下がる

「とりあえずパソコンの前に座ってみる作戦」は私にとって大成功で、
記事の作成が全く進まないということはなくなりました。
たとえ1文しか進んでなくても、ゼロではないですから。笑

また、できるだけ毎日パソコンを開くことも心掛けました。

記事作成に限ったことじゃないですが、
毎日やってるものって習慣化するんですよね。ハードルが下がるというか。

私は在宅で事務の仕事をしていたので、平日は必ずパソコンを開いていたんですが、
休みの日は記事の作成をしない日はパソコンを立ち上げないこともありました。

それを、毎日パソコンを立ち上げてみることにしたんです。

朝起きて、家事がひと段落したらパソコンを立ち上げる。

そうすると、なんか気持ちにスイッチが入って、
「じゃあ、とりあえず1文書いてみるかー!」って思えるようになりました。

パソコンを立ち上げてないと、「記事書こうかな?どうしようかな?」って
ムダに悩むことが多かったけど、パソコンが立ち上がってる状態だと
すぐに書けるから「終わらせちゃおう」と思える。

これは、私にとって大きなポイントでした。

まず、パソコンに向かうまでの気力が足りてなかったんだな、と思いました。
「よし!書こう!」って思えるまでに時間がかかるんです。笑

パソコンの電源を入れることで、
自然と「記事を書くモード」にスイッチを入れることができ、
無理することなく記事の作成に取り掛かることができるようになりました。

 

時間ないって思ってたけど、探せば結構ある

「とりあえず毎日パソコンを立ち上げて、1文以上の文章を書く作戦」によって、
記事を書くことが習慣化し、記事を書くためのやる気がない、という
最悪な状態から脱出することができました。

まぁ、日によってはやる気がまったく起きないこともあるんですけど。笑

でも、「やる気がないから書かない」ということはなくなって、
やる気がない日はちょっとしか書かない、に変わりました。

そして、「この1文以上の文章を書く」というのは結構効果があります。
まとまった時間が取れなくてもできることだからです。

1文でいいなら、悩む時間含めても5分あれば余裕です。

だから、昔は「1時間くらい時間がないと書けない」と思ってたけど、
「15分あるからとりあえず書こう」と思えるようになりました。

朝、事務の仕事が始まる前に15分
昼休憩のときに20分
夜、子供が寝てから30分

そうやって、細切れでも時間を作って記事の作成ができるように。

やる気がどうしても出ないときは、1文でも進んでればOK。
そう思うことで無理に「書かなきゃいけない!」と自分を追い込むこともなくなったし、
気持ち的に記事作成へのハードルが下がりました。

そして、細切れでもいいから時間を作って記事の作成をするようになってから、
「時間ないって思ってたけど、意外とあるじゃん。笑」って気が付きました。

事務の仕事が始まる前に15分、昼休憩のときに20分、夜、子供が寝てから30分

これだけで、1日に1時間以上の時間を確保できています。

実際は、続けて1時間書いた方が効率はいいですけどね。
ただ、「時間がないから書けないや」って思ってたら、
この細切れの1時間は1文字も記事が進まないってことです。

効率悪かろうが、1文字も進まないことに比べたら書いた方が断然いいです
なので、私はこの方法で時間を作っていくことにしました。

すると、記事の納品も毎回最長納期の5日間かかっていたものが
4日で納品できたり、3日で納品出来たりできたりすることも増えていきました。

 

たとえ短い時間でも、時間を作ることが大事

私は「時間は作るもの」だと思います。
忙しくて時間がないと思っていても、探せば時間って結構あるものです。

「そんなこと言ったって、自分の時間も欲しいし他にやりたいこともある」

って思う人は、時間がないんじゃなくて、優先順位が低いんです。
「記事を書く」ことの優先順位が低いから、後回しになって記事が書けない。

で、そういう場合はたいてい、たとえ時間があっても記事は書きません。
だって時間があれば、他のことに時間を使ってしまいますから。笑

実際、私の教え子の中にも「時間がなくて記事の作成ができません」って言って
辞めていった人が何人もいます。

納期は一応設定してるけど、「遅れる」とひとこと連絡をもらえれば
急かすこととか一切しないんですけどね。笑

それでも「時間がなくて~」っていう理由で辞めていく人はとても多いです。

そう言われたとき、私は「あぁ、記事作成イヤになっちゃったんだな」と
思ってしまいます。

本当にやりたいことって、時間がなくてもやります。
辞めていった人たちも、最初は頑張って記事を書いていた人がほとんどです。

でも、でもある一定のところまで行くとやる気が薄れるのか
だんだん納品のスピードが落ちていきます。

で、最終的に辞めていく、ってパターン。
まさに、納品スピードが落ちるところまでは昔の私と同じです。笑

ただ、私は時間を作って、記事を書くことを習慣化することで
ライターを辞めるということはありませんでした。

なので、記事を書きたいとは思っているけど、「時間がないから記事が書けない」
と思っている人は、記事を書くための時間を意識的に作ってみましょう。

短い時間でもいいんです。
たとえ1日に15分しか時間が作れなくても、書き続けていけば記事は出来上がっていきます。

そして、記事を書くということを習慣化することができれば、
時間がなくて記事が書けない、なんてこともなくなります。

ライターは書けば書くだけ収入になりますから、
記事を書く時間を作って、さらに習慣化していくことで
収入アップにもつながっていきますよ。

それでは。

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