こんにちは、あかねです。
2020年に小学校でプログラミング学習が必修化されました。
今回はこの「プログラミング必修化」を通して私が感じたことや、
これからのことについて考えてみたいと思います。
プログラミングは私たち親世代が受けたことのない教育なので、
内容もわからず不安に思っている親御さんも多いのではないでしょうか。
私もそのひとり。
自分のときには学習してこなかったことが必修化されることに不安があります。
「どんなことをやるの?」
「そもそもプログラミングって難しいんじゃないの?」
「子どもがわからなくて躓いたとき、私はちゃんと教えてあげられるの…?」
私が子供の頃(1980年代)は家にパソコンがない家庭の方が圧倒的に多く、
当然インターネットも普及していませんでした。
それが、小学校でプログラミングが必修化されるというから驚きです。
ただ、ネットを活用して仕事している私ですが、
正直プログラミングについては詳しくありません。
私のプログラミングのイメージって
「なにやら難しそうな言語を打ち込みしてシステム構築すること」
プログラミング=プログラマーのイメージなんですよね。
でも、プログラミング必修化について調べていくと、
どうやらプログラマーの育成が目的ではないらしいらしいんです。
じゃあ、どんなこと勉強するのさ!!
プログラミングが必修化になった理由は主に2つ。
- コンピューターを使用するために必要な基本的スキルの取得
- プログラミングを通じて論理的思考力を身につける
確かに今後パソコンのスキルは必須だと思うので、子どもの頃から学習できることには大賛成!
ただ、今まで前例のない内容なので、
勉強方法などをネットで調べてもイマイチよくわかりません。
そんな中、子どもが夏休みにタブレットPCを持ち帰ってきました。
学校からのプリントには
「タブレットPCを持ち帰りますのでご自宅での学習に活用してください」
とのお知らせが入っていました。
が!!
どうやって活用すればいいのかなどは特に明記されてなくて、
正直どうすればいいのかわからない状態。
「プログラミング」は科目ではないので教科書とかがあるわけじゃないし、
「活用してください」って言われても困ってしまいます。
とりあえずIDやPWを設定しないといけないとのことだったので、
タブレットPCを開いて設定してみることに。
設定自体はカンタンで、特に困ることはありませんでした。
で、実際に開いて見るとなんかプログラミングソフトらしきものが
インストールされていました。
最近おもちゃ屋さんで売ってる、子供用パソコンあるじゃないですか。
今はドラえもんやすみっコぐらし、ディズニーなど
いろんなキャラクターのものが販売されていますね。
ソフトの内容としては同じようなものです。
ブロックごとに指示が割り振られていて、
それを組み立てていくことでコンピューターを動かす、
パズルのような感じでした。
私が考えていた
「なにやら難しそうな言語を打ち込みしてシステム構築する」というものではなく、
もっと直感的というか感覚的というか。
ゲーム感覚で学べる内容になっていて、
子どもも楽しそうにやっていたので、ちょっとホッとしました。
必修化とは言っても、「プログラミング」という科目が増えるわけではなく、
算数や理科など、今までもあった既存の教科にプログラミングの内容が組み込まれるらしいので
子どもとしては自然に知識を吸収していける感じなのかな。たぶん。
今の子どもたちはパソコンやタブレットを使うことに抵抗がない子が多いので、
教科書読むだけの授業より楽しいかもしれないですね。
「ただ覚えるだけじゃなくて、自分で考えて実践できる学習方法」という感じ。
実際に子供がやっているのを隣で見ていましたが、
最初こそ操作方法や考え方がわからなくて四苦八苦していましたが、
すぐに理解して自分ひとりでできるようになっていきました。
子どもの柔軟性ってすごい。笑
この柔軟性がある時期だからこそ、プログラミングを学ぶことで
大きな成果があると思いました。
きっと、子どもたちが大人になった時、今の私たちよりもパソコンが得意なのはもちろん、
論理的に考えられる人が増えていくんでしょうね。
根性論で育ってきた世代の私としては、新しい世界が広がる気がしてワクワクします。
インターネットが普及する前の時代を知っている私にとっては、今の環境は驚くことばかり。
昔はパソコンもなければ、スマホだってタブレットだって当然なくて、
ネットで仕事ができる時代が来るなんて予想もしていませんでした。
でも今ではひとり1台スマホは当たり前、
子どもも、家庭によっては小さい赤ちゃんだってスマホやタブレットを使っています。
ちなみに我が子のタブレットデビューは2歳のとき。
その時にはすでに自分でタブレットを操作して、見たいYouTubeを探していました。
小学生になった今では自分で検索して、チャンネル登録して、コメント送って…と、使い倒すほど。私が小学生の頃からは考えられない状態です。
でも、そんな今までは考えられなかったことが、これからどんどん増えていくんですよね。
ひとり1台スマホを持って、子供もインターネットを活用して、
そしてパソコン1台で仕事して生活していける時代。
正直、自分が仕事始めた20年くらい前には、
在宅で仕事ができる時代が来るなんて思ってもみませんでした。
でも、今ではそれが当たり前になって、むしろこれからはそれが普及していく時代になります。
今の環境に慣れてしまって忘れていたけど、
パソコン1台で仕事ができて稼げるってものすごいことだったな、と
思い出しました。笑
そして子どものプログラミング学習を見ていて思ったのは、
これからはパソコンを活用することが当たり前になり、今まで一部の人しかできなかったことが
「全員出来て当然」の時代に突入するんだなぁ、ということ。
これからは人生100年時代とも言われています。
そう考えると、私なんかはまだ人生半分も生きていない。
私が生きてきた40年の間に、こんなにも世界の常識が変わってしまったんだから
これからあと60年も生きてたらさらにどんどん変わっていくかもしれない。
いや、変わるでしょう。確実に。
これからどんな世界になっていくのか想像もできないけど、
今まで考えもしなかったことができるようになっていく。
そして、それが当たり前になっていく。
そうなったとき、時代に取り残されるのは恐怖でしかないです。
今までやってきたことを惰性で続けていくのは簡単。
でも、それではどんどん「時代遅れな人」になってしまいます。
新しいことに挑戦することはとても気力がいります。
でも、新しいことに取り組まなければいずれ取り残されてしまう時が来るかもしれません。
時代に取り残されないためには、とにかく学び続けることが大事。
学ぶのはどんな方法でもいいです。
なにか目標がある人はそのために勉強してもいいし、
新聞読んだり、雑誌読んだりすることも、今のトレンドを知れるチャンスになります。
でも、学ばずに今までの自分の経験だけを元に生きていたら、
そこからの成長はなく、どんどん時代に取り残されてしまいます。
プログラミングが必修化になって、子どもが当たり前のようにパソコンを使っているのを見て、
これからも新しいことに取り組み続け、時代に乗っていかなければいけないなと改めて感じました。
(自分はどうだろう。。?
ちゃんと「学ぶ」姿勢で今の社会に向き合っていたかな?)
在宅で仕事を始める時や、ライターになったときは、
寝る間も惜しんでいろいろなことに挑戦していました。
でも、いつしかそれらが当たり前にできるようになって、
「学ばなきゃ」という感覚が薄れていた気がします。
在宅で働き始めて、会社で働いていたころでは考えられなくらい
たくさんのことを学んできたし、スキルも身につけてきました。
だからこそ、今ではお金も稼げるようになったし、
初心者の方を一人前のライターにすることもできるし、サイト運営も難なくこなせます。
それらは全部、学んだことによる恩恵です。
でも、これから先もずっと今の知識とスキルだけで稼いでいけるとは限りません。
学ばず、成長しなければ、もしかしたら時代遅れな人になっちゃうかもしれない。
そう考えると、これから先もずっと「学び続けること」が必要です。
学び続けることで時代に取り残されることなく、
常に新しいことに挑戦し続けていきたい。
その気持ちを忘れずに、これからも学び続けていこうと思います。
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