こんにちは、あかねです。
今回は友人の旦那がリストラされてしまったときのことをお話ししようと思います。
若い人はリストラってあんまりピンとこないかもしれませんが、
さまざまな理由で突然のリストラを宣告されてしまう可能性はあります。
今回お話しする友人のゆみ(仮名)の旦那さんもその一人でした。
リストラされてしまうと今まで当たり前だった生活が保てなくなったり、
お金にも悩み、ストレスも溜まり、
将来への不安も大きくなり心安らぐときがありません。
ゆみも旦那さんがリストラされてからは、いつも悩んで落ち込んでいました。
ただ、悩んでも落ち込んでも状況は変わりません。
生活できるだけのお金を確保するためには、旦那さんに早く再就職してもらうのはもちろんのこと、
自分自身も努力していく必要があります。
旦那の給料だけに頼らず、自分で稼げる状況を作っておくことで、
お金に悩むことも、生活水準を下げることもなく今まで通りの生活を送れます。
旦那がリストラされてしまったときの状況を知って、
稼げるスキルを身につけておくことが超重要なんだと感じていただければと思います。
友人のゆみから、突然の電話。
普段はLINEのメッセージで連絡を取っていて、
電話はよほどのことがない限りしないのに、どうしたんだろう?
電話に出てみると、いつも元気なゆみからは想像できないほど落ち込んだ声が聞こえてきた。
「旦那がリストラされたんだ。
どうすればいいかわからなくて…話聞いてほしくて…」
ゆみの旦那さんは大手会社の営業マンで、
30代になって役職も付き、年収も600万以上と羨ましいほどの高収入。
この会社に就職していれば安心、と
ゆみが結婚するときに嬉しそうに話していたのを覚えてる。
結婚してすぐ家も購入して、ゆみは専業主婦で2人の子供を育て、
ほぼワンオペながら毎日を楽しそうに過ごす、まさに理想の家族。
それなのに、リストラなんて。
リストラの理由は業績不振。
業績不振による部署の縮小があったようで、
旦那さんは廃止部署の所属だったからリストラの対象になったそう。
リストラって年齢も給料も高い50代や、まだ実績を出せていない若手とか、
そんな人たちがされるものだと思っていた。
働き盛りのゆみの旦那さんはそこには当てはまらないし、
実績があるからこそ昇進したんだろうに…
他の部署に移動するとか、役職なくなってでも会社に残るとか、
そういうことはできなかったのかな?
いろいろ疑問もるけど、すでにリストラされてしまったあとなので、
そんなことをゆみに聞いてもしかたない。
とにかく、失業保険もらいながら再就職先を探すように
旦那さんに頑張ってもらうしかないよ
と、ありきたりなアドバイスだけしてその日は電話を切った。
その後もちょくちょくゆみから連絡がきて話を聞いてたけど、
なかなか旦那さんの再就職先が見つからないみたいで、かなり焦っているみたいだった。
そりゃそうだ。
いままで何不自由なく生活していたのに、急に収入源を絶たれちゃったんだから。
当の旦那さんはどうしてる?と聞いたら、
失業保険が8ヶ月くらい出るから給料に納得できる再就職先をゆっくり探す
といってあまり就職活動はしていない様子。
アルバイトなどもせず、パソコンで求人サイトを眺めて時々応募しては
「あまり条件のいい会社じゃなかった」と言って文句言っているそう。
ゆみとしては早く就職先を決めて欲しい気持ちもあるけど、
今まで収入が600万以上あったから年収が大幅に減るのも困るみたいで、
給与については妥協して欲しくないと。
話を聞いている私としては、正直高望みしすぎなんじゃないかなぁ?とは思うけど、
生活レベルは各家庭それぞれ違うから口出しはできない。
ただ、すでに失業保険だけでは生活が成り立たないみたいで、
貯金をかなり切り崩しているとのことなので、結構切羽詰まってるんじゃないかと思った。
「このままの生活してたらあと何ヶ月も持たずに貯金が尽きちゃう。
失業保険も貰えなくなったら、そのあとどうやって生活していけばいいのかわからない」
と、泣きそうな声。
ゆみもヤバイ状況なのはわかっていて、
旦那さんに節約したりバイトして少しでも稼いだりしてもらうようにお願いもしたみたいだけど
「なんとかやりくりしろ」と言われるだけで、節約するつもりも収入を増やすつもりもなさそうな感じらしい。
その上、旦那さんは家にいるのにろくに子どもの面倒も見ず、家事もやらず、
一日中スマホいじってるばっかりでゆみもかなりイライラしてるみたいだった。
「今までは仕事で大変だろうから休みの日に旦那が家でダラダラしてても
気にならなかったけど、仕事せず家にいるなら手伝ってよって思う」
うん、すごくわかる。
今まで家にほとんどいなかった旦那が一日中家にいて、
旦那の分のご飯の用意もしなくちゃいけないし、気を使うしで
正直それだけでイライラするだろうに、その上手伝ってくれないとか私ならキレる。
さらに就職活動もうまく進んでないなら、この先の生活のことも不安がいっぱいで、
ゆみの気持ちは全く落ち着かないんじゃないかな。
「ゆみが働くっていう選択肢はないの?」
旦那さんが就職うまく行かないなら、自分が働くしかないんじゃないかな?
というか、私ならそうする。
せめて旦那さんが就職決まるまでは、自分が働いて生活を維持していかないと、
最悪旦那さんの失業保険が切れても就職が決まってなかったとき、
生活が成り立たなくなるのは目に見えてる。
でもゆみにその気はないみたいで、
「子どもの世話もしないといけないし」
「旦那には子どもの世話も家事も頼めないし」
と、かなり消極的。
本人にその気がないなら仕方ないけど、そんなこと言ってて大丈夫かなぁ?
かなり心配したけど、ゆみと旦那さんの関係性もあるだろうし、
頼めない雰囲気があるのかな?
結局、旦那さんは失業保険が切れるギリギリで再就職が決まったとのこと。
ただ、給料は前職の2/3近くになってしまったそうで、
自宅を手放し、かなり切り詰めながら生活しなくちゃいけなくなってしまった。
一度上がってしまった生活水準を下げるのは本当に大変だから、
ストレスを貯めつつもなんとか今の給料に合った生活に慣れようとしているみたい。
リストラは、今まで当たり前だった生活が一変してしまいます。
再就職を頑張ろうにも、前職の給料が高かった場合、
給料面でもなかなか納得のいく求人に出会えなかったりします。
そのため、「もっといい条件があるのでは?」と
欲が出てしまい再就職のタイミングを逃す、という場合もあるでしょう。
ただ、生活していくためにはお金は絶対必要です。
どんなに節約したって家賃(持ち家ならローンや固定資産税)はかかるし、
食費や学費だってかかります。
旦那さんの給料だけに頼った生活はリストラなどを考えると
リスクと隣り合わせ。
万が一旦那さんの収入がなくなってしまっても生活を支えていけるくらいの
収入を確保できれば旦那さんの再就職も心から応援してあげられるでしょう。
ゆみの場合も、ゆみ自身が稼げる力を持っていれば、
旦那さんがリストラにあっても生活に困ることはなかっただろうし、
気持ちにもゆとりをもって旦那さんの就職活動を応援できたでしょう。
再就職先がなかなか決まらなくて、焦って就職先を決めたら
収入が大幅に減ってしまったとか、
ブラック企業に就職してしまったとか、
よくある話です。
焦った再就職はあまりいい結果にならないことが多い。
でも、生活費が足りなくなって来れば当然焦りますよね。
就職活動を実際にしている旦那さんだけでなく、家計を管理している奥さんだって
貯金がどんどん減ってくれば当然焦ります。
「いつまでこの生活が続くんだろう」
「これから先はどうなってしまうんだろう」
お金がない状態というのは、そういう将来への不安を駆り立てますし、
不安をもって生活していくことはストレスでしかありません。
だから、旦那さんの収入だけに頼ることなく、
自分自身が稼ぐスキルを持っていることが大事なんです。
旦那さんがリストラされてからパートで働きはじめても、
せいぜいつき10〜15万稼げればいいほうなので、
パートの収入だけで1ヶ月の生活費をすべてまかなうのはかなり厳しいです。
そこいくと、ライターとして稼げるスキルを身につけておけばがんばり次第で
月に20〜30万くらいは全然稼げるので、生活費を自分一人の稼ぎで賄うことができます。
実際、私も旦那が会社を辞めて無職だった時、
ライターの仕事で生活費を稼げたおかげで家計破綻することなく乗り越えることができました。
その時の話はこちらの記事で詳しく書いています。
旦那に早く再就職先を決めて欲しいという気持ちはあったし、
なんで私がこんなに頑張らなくちゃいけないんだ…というモヤモヤした気持ちも確かにありました。
でも、「お金がない」ことに比べたら、そんなの大した悩みじゃなかったです。
ライターなら自分の生活環境に合わせて仕事の量も調節できるので、
普段は子どもたちを優先して控えめに。
有事の際はガッツリ稼げるように。
そんな稼ぎ方も可能なのです。
リストラなんてないに越したことはないですが、
旦那さんが絶対にリストラされない、と言い切ることもできません。
もしかしたらある日突然リストラされちゃうかもしれない。
そんなことが起こってしまった時、自分の力で生活費を稼げる力を持っておけば、
お金に悩まずに済み、生活水準を下げることもなく今まで通りの生活を送ることができます。
無理に節約してストレスを溜めることもないし、
子どもにお金のことで不便な思いをさせることもないし、
なにより無職になった旦那にやさしい気持ちで接してあげることができます。笑
それでは今回はこの辺で。
コメントを残す